厳しい状況の中、皆さん様々なストレスを抱えながら過ごされているのではないでしょうか。心身の健康を保つには、まずはしっかり睡眠をとることが大切です。
おうちで過ごす時間が増えるこの期間に、改めて自分の「眠り」を見直してみませんか?
以前、睡眠力の高め方を時間帯別にご紹介しましたが、今回は寝室でついついやりがちな「NG習慣」をご紹介します!
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■適度な寝返りが打てていない。
健康な睡眠のためには、実は適度な「寝返り」がとても大切。
寝返りを打たずに寝ていると、体の同じ箇所に負担がかかり、血流も阻害されてしまいます。
また常に同じ形で寝ている人は、それが姿勢の歪みの原因になっているかもしれません。
眠る時に、あえていつもとは違う向きの姿勢をとってみると、体が自然と姿勢を変えたがるので、寝返りを打ちやすくなりますよ。
■寝具が合っていない。
寝返りと密接に関係するのが寝具選びです。
マットレスが柔らかすぎて体が沈み込んでしまう、硬すぎて痛みを感じる、重い掛け布団で動きづらい…などなど、普段見逃してしまっている問題はありませんか?
なるべく体の自由を奪わず、自分が心地よいと感じられるよう、寝具を整えるのがおすすめです。
■寝室が余計なものでいっぱいだ!
ベッドの周りに、睡眠と関係のないものがたくさんある人も要注意!
寝る前にスマートフォンやタブレットを眺めることで、睡眠の質が下がるというのは有名な話です(WEB上の記事で言うのもアレですが…)。
ブルーライトによる影響はもちろん、電波を発する機器を1日中至近距離に置くことで睡眠効率や生殖機能などに影響があるという説も……。
いずれにせよ、あれもこれもと楽しめる電子機器は夜更かしの原因になりがち。
就寝前にテレビ、タブレット、スマートフォン、ゲーム機などから少し離れて静かに過ごす時間を持ってみてはいかがでしょうか。
究極的には「寝るためのもの以外は寝室に持ち込まない」のがおすすめですが、そうもいかない場合もありますよね。できる範囲で挑戦してみてください。
■水分が足りていない
睡眠中は、意外にもたくさんの水分が、寝汗や呼気から失われていきます。
寝る前に1杯のお水を飲むようにしましょう。できれば常温のお水や白湯がおすすめです。
寝る直前に水を飲むと、夜中に何度も起きてしまうという場合は、朝起きたら1杯!
ただし起き抜けは、必ず歯磨きしてから飲むようにしてくださいね。
睡眠は1日の1/4〜1/3を占める、大切な習慣です。
家にいることが推奨されるこの期間だからこそ、改めて見直してみてはいかがでしょうか。
監修/L.O.Lフィットネスクラブ代表
鹿嶋 浩勝
NESTA-PFT(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会認定パーソナルトレーナー)
NESTA公認キッズコーディネーショントレーナー
FitArc公認ランニングアセスメントスペシャリスト
BFRトレーナー協会認定BFRトレーナー
JTTMA公認プロフェッショナルセラピスト
ポラールジャパン認定ハートレートトレーニングトレーナー
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