リモート時代に気をつけたい『姿勢』のハナシ

リモートワークや生活環境の変化で、座っている時間が増えた人も多いのではないでしょうか。
運動量が減って筋力が衰えたり、体重が増えたり…というのもよく聞くお悩みです。
もう1つ、家時間が長い事で起こりがちなのが「座りっぱなしで姿勢が悪くなる」という状況です。

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目次

■姿勢の悪さは万病のもと?

姿勢が悪くなることの弊害として、パッと思い浮かぶのはどんなことでしょうか?

・スタイルが悪く見える
・肩こりや腰痛の原因になる

こんなところが一般的なイメージではないかと思います。
しかし実は、上記以外にもたくさんの弊害があるんです。

・呼吸が浅くなり、脳への血流が妨げられる
・内臓が圧迫され、腸内環境などに悪影響
・体幹部の筋肉が衰え内臓下垂の原因に
・上記の理由その他で、睡眠や食など暮らしの健康が阻害される

なんて盛りだくさん!
逆に言うなら、姿勢を改善すると…

・頭イキイキ
・呼吸スッキリ
・消化吸収バッチリ
・お肌ピカピカ
・快眠スヤスヤ

などが期待出来ると考えられています。

……と、これだけたくさん書くと、なんだかインチキ商品の宣伝みたいですね(笑)。
ただ、怪しい宣伝文句に見えるほど、「姿勢」とは広く深く健康に関るもの…ということなんです。

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■「一発で矯正」は難しい

夢のような姿勢改善ですが、「今すぐ直したい!」というのは難しいもの。
いわゆる「◯◯矯正」をうたう施術を受けても、一時的に改善はしても、しばらくすると元に戻るのが実情です。

なぜなら、姿勢には普段のクセや行動が反映されるものだから。
座る、立つ、歩く、荷物を持つなど、行動の1つ1つに誰もがクセを持っています。

Mabel AmberによるPixabayからの画像

・いつも同じ方向に足を組んだり、横座りをする
・いつも同じ側の肩に荷物をかける
・立っている時に、いつも同じ脚に体重をかける

これらの何気ない行動が積み重なり、姿勢を歪ませます。
また、リモートワークなどで座る時間、PCやスマホを見つめる時間が増えるほど、猫背やストレートネックなどの状態になりやすくなります。

自分に合ったボディケアを受けるのは良いことですが、姿勢を根本的に改善するという目的なら、同時に偏ったクセの改善も必要となります。

■気づいたときに整える

というわけで、一朝一夕にはいかない姿勢改善ですが、クセの改善やトレーニング以外でできる、ちょっとした対策もご紹介します!
お仕事や家事の途中にやってみてくださいね。

・座りっぱなしを防ぐ
仕事などで座る時間が長い人は、休憩時間に軽く歩いたり体を動かしましょう。

・肩を回す
猫背になりがちな人は、気づいた時に肩回し!

■座った姿勢を整える

また座っているときに姿勢が崩れてしまう人は、以前の記事でお伝えした座り方を試してみてください。

コチラです→
姿勢を正しく美しく!今日からできる気軽な方法2つ

http://test.lolfitnessclub.jp/姿勢を正しく美しく!今日からできる気軽な方法2-316.html

長いスパンで取り組まなければいけない姿勢改善ですが、気軽に始められる工夫もたくさんあります。
ぜひチャレンジしてみてください!

監修/L.O.Lフィットネスクラブ代表
鹿嶋 浩勝
NESTA-PFT(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会認定パーソナルトレーナー)
NESTA公認キッズコーディネーショントレーナー
FitArc公認ランニングアセスメントスペシャリスト
BFRトレーナー協会認定BFRトレーナー
JTTMA公認プロフェッショナルセラピスト
ポラールジャパン認定ハートレートトレーニングトレーナー

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