背骨のS字カーブ、美しく保てていますか?「姿勢」を良くすることは、健康面でも美容面でも嬉しいことばかり!
今回は、おうちでいますぐ始められる簡単な姿勢改善の方法をご紹介します。
■「姿勢」の大切さは書ききれないほど!
「姿勢が正しい」というのは、一般的に背骨が本来のS字カーブを描いているということ。このカーブが崩れていると、肩こりなど様々な不調の原因になります。
特に昨今はスマホ等の普及もあり、本来ゆるやかなカーブを描くべき頚椎が「ストレートネック」の状態になってしまっている人が少なくありません。
姿勢を正しく保てると、そういった不調が減ったり、見た目が美しいのはもちろん、胃腸がしっかり機能する、呼吸がしやすくなる、トレーニングも安全に効果的に行えるなど、そのメリットはここで書ききれないほど。
小学校のときに「勉強するときの正しい姿勢」を習った人は多いかと思いますが、姿勢は脳への血流にも大きく関係しているとても大切なものなんです。
■今日からできる「座り方改善」
今回は、背骨のS字カーブを正しい位置に保つために、誰でもすぐに始められる簡単な方法をご紹介します。
(1)椅子に腰掛けます
(2)かかとを坐骨の真下の位置に(足は床の上でつま先立ちの状態)
これだけ!!
自然に姿勢が正される感覚をわかっていただけると思います。
お仕事中や食事中など、気づいたときに気軽に取り入れてみてください!
■今日からできる「クセの把握」
もう1つすぐに始められる行動として、体の歪みの大きな原因となる偏った「クセ」を少しずつ改善する方法があります。
例えば…
・バッグをいつも右肩(左肩)にかける
・デスクワークの時、いつも同じ方向に脚を組んでいる
・床に座るとき、いつも同じ方向に斜め座りしている
・電車の中で、いつも同じ脚に体重をかけて立っている
こんなクセ、ありませんか?
これらは体の歪みやバランスの偏りの大きな原因となっています。
実は球技の選手や楽器奏者など、いつも同じフォームを取るプロたちも偏りによる故障に悩まされることが多いんですよ。
とはいえ、クセは無意識でやってしまうからこそクセ。直そうと思ってすぐに直るものでもありませんよね。
そこでオススメはまず「知る」こと。自分がどんなクセを持っているかを把握しましょう。知ることで、日常の中で少しずつ意識しやすくなります。
また「気づいたら反対側を同じだけやる」のも手軽な方法です。
例えば電車で「2駅分は右脚で立っていたから、次の2駅分は左脚で立とう!」とか、「行きは右肩にカバンをかけたから、帰りは左肩にかけよう!」など、気軽に挑戦してみてください!
監修/L.O.Lフィットネスクラブ代表
鹿嶋 浩勝
NESTA-PFT(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会認定パーソナルトレーナー)
NESTA公認キッズコーディネーショントレーナー
FitArc公認ランニングアセスメントスペシャリスト
BFRトレーナー協会認定BFRトレーナー
JTTMA公認プロフェッショナルセラピスト
ポラールジャパン認定ハートレートトレーニングトレーナー
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