カラダづくりの進捗チェックは「体重以外」で!【ダイエットの誤解】

「やせたければ毎日体重を量ろう!」とよく言われますが、 実はL.O.L.では、体重を毎日量る必要はないと考えています。
むしろ「体を変えたければ体重計には乗らないほうがいい!」と言ってもいいほど。
今回は体重以外で、カラダづくりの進捗をチェックをする方法をご紹介します。

目次

■体重計には乗らなくていい!

体重をカラダづくりの指針にすることのデメリットは以前の記事でご紹介しました。

http://test.lolfitnessclub.jp/「やせる=体重が減る」とは限らない!【ダイエ-292.html

体重は日々の変動が大きく、また、必ずしも体型とリンクしません。
健康上の問題がない限り「理想のカラダ」の一番大きな要素は、やはり見た目、カラダのフォルムです。残念ながら、体重は理想の見た目に近づけているかどうかの判断基準にはなりません。

また今は体脂肪率が測れる体重計が普及していますが、家庭で測る体脂肪率はコンディションに左右されるため、正確に評価するのが難しいという難点があります。

■毎日鏡を見よう

一番オススメなのは「毎日鏡で自分のカラダを見る」ことです。
理想は全身鏡、最低限上半身が映る鏡があればOKです!

身近な自分のカラダですが、意外にきちんと向き合って見ている人は少ないもの。
最初は見るポイントがわからないかもしれませんが、習慣づけて毎日しっかり見ることで、フォルムの変化や、細部の課題が見えるようになってきます。

お風呂の前、朝の着替えの時など、服を脱ぐタイミングで「カラダを見る時間」を決めて、毎日継続してみましょう。
現在どのような状態なのか、また、理想のカラダとどこが違うのか、ぜひじっくりと観察してみてください。

■サイズ計測もアリ!

数値目標があるほうが頑張れるという人は、体重よりも「サイズ」の計測がおすすめです。

メジャーを使って測る「サイズ」は、見た目に直結する上、アナログなぶん、シンプルでわかりやすいのもメリットです。

場所はウェスト、二の腕、太もも、胸囲など、気になる部分を測りましょう。
毎日とは言わないまでも「日曜日のお風呂の時間に測る」など、決まったタイミングで計測するのがおすすめです。

ポイントは「おへその上」など、自分の測りやすい位置を決めて、いつも同じ箇所を測ること。
大切なのは「ウェスト○○cm」などの数字の大小ではなく、数値のがどのように推移するかモニターすることです。

■皮下脂肪も計測できる!

脂肪を減らしたい人なら「キャリパー」や「皮下脂肪厚測定器」などと呼ばれる器具もおすすめです。
二の腕やお腹の脂肪を大きなクリップのようなもので挟んで、簡単に皮下脂肪厚を測れる器具です。
こちらも、毎回同じ場所を測るのが大切です。

■「カラダ観察」を楽しもう

やせたい人も、筋肉を増やしたい人も、まずはカラダの観察から!
日々鏡の中の自分のカラダと向き合ったり、サイズを計測したり。小さな変化に気づくのはとても興味深い瞬間です。
ぜひ観察上手になって変わっていく自分のカラダを楽しみながら、ダイエットや運動に取り組んでみてくださいね!

監修/L.O.Lフィットネスクラブ代表
鹿嶋 浩勝
NESTA-PFT(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会認定パーソナルトレーナー)
NESTA公認キッズコーディネーショントレーナー
FitArc公認ランニングアセスメントスペシャリスト
BFRトレーナー協会認定BFRトレーナー
JTTMA公認プロフェッショナルセラピスト
ポラールジャパン認定ハートレートトレーニングトレーナー

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