コロナも怖いけど

コロナも怖いけど、同じくらい又はそれ以上気をつけたいことがあります。

もう7月ですもの。

私の実家では夏になるとご飯を炊く時に酢を加えて炊いています。

酢には殺菌作用と防腐作用があります

そう、食中毒予防です!
高温多湿になる夏は食中毒になりやすい!

今回は食中毒とその予防についてお話ししていきます。

テイクアウトやお弁当だけ?
いやいやテレワークでも侮れない!!

・カンピロバクター
(乾燥に弱い、加熱で菌は死滅、生野菜や井戸水、湧き水、加熱不十分な鶏肉、牛レバーなど、ペットボトルでも飲みかけは注意が必要)

・腸管出血性大腸菌0157
(牛肉、生野菜、動物や人の糞便に汚染された食肉からの二次汚染による、充分な加熱で菌は死滅)

・サルモネラ
(乾燥に弱い、卵、肉、魚などの不十分な加熱による、人や家畜の腸内、河川・下水など自然界に広く生息)

・腸炎ビブリオ
(通気嫌気性、好塩性、熱に弱い、すしや刺身などの生食魚介類)

・ボツリヌス菌
・ウェルシュ菌
(煮込み料理を好み、カレーやシチューなど熱に強く酸素のない所で増える。缶、瓶詰めなど、通気嫌気性)

・黄色ブドウ球菌
(おにぎり、お弁当、寿司、調理パン、
人の手指による接触感染、人の粘膜常在菌、好塩性、十分な加熱処理や除菌が効果的)

・セレウス菌
(耐熱性100℃以上でも死滅しない、好気性、土壌細菌、米飯の調理食品)

・ノロウイルス
(二枚貝、牡蠣、あさり、しじみ、
など、乾燥に強い、人の腸管で増殖し汚染された手指などの接触で感染飛沫感染する。

など

症状は様々ですが嘔吐や下痢、脱水症、発熱、腹痛、筋肉痛など最悪のケースだと死に至ることもあります。

室温で増殖しやすい!
「細菌が増殖しやすい温度は36℃〜40℃前後」

確かに冷蔵庫での保存は菌の増殖を遅らせることができますが、
気をつけたいのは低温、高温で増える菌や濃い味を好む菌、煮込み料理や瓶詰め、缶詰め、真空パックなどを住処にする菌がいることに気をつけて欲しいです。

「防ぐために」

○殺菌・防腐作用のある食材
わさび、しょうが、梅干し、ニンニク、ネギなどを一緒に調理する

○汁気を取る 水分があると菌は増殖しやすい
○よく加熱する126℃以上の熱で充分加熱するとほとんどの菌は消滅する

○アルコール、次亜塩素酸ナトリウム薬用石鹸などで消毒、除菌

○常温で何時間も放置しない

○真空パックや缶詰めでも油断せず賞味期限以内に食べる

○調理器具だけでなく冷蔵庫の中も消毒、除菌をする

○野菜も水洗いだけで無く安全な洗剤で洗う

などの対策をしましょう。

食中毒は6〜9月がピークと言われていますが意外と一年中かかりやすく菌は水分×温度×栄養の条件が揃うと急激に増加します。

秋〜冬にかけては気温が低く乾燥しやすいためウイルスや食中毒菌は長く生存しやすい環境になります。また、空気中の飛散量も増加することから食中毒×コロナウイルスには充分注意が必要です。

↑2波ウイルスが進化し増える可能性があります。

食中毒にもコロナにも共通の対策として言えることは何度も聞いていると思いますが

・腸内環境を整える
・寝不足を無くす
・ストレスを貯めない

免疫力を高めることが大変重要になってきます。
一人一人の自己管理による対策や心がけで防げるリスクを減らしていきましょう!

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