【健康な食生活 その2】意外なNG習慣いっぱい!「あにとあさにじこか」

前回は、積極的に食べていただきたい食材をご紹介しました。
今回は、日常生活の中でなるべく避けていただきたい食べ物や食べ方をご紹介します!
合言葉は「あにとあさにじこか」。兄と朝に事故か…って、 ちょっと怖い語呂合わせなのが難点ですが、まさに”ちょっと怖い”食習慣がまとめられています。

目次

■合言葉は「あにとあさにじこか」

【あ】揚げ物
【に】20時以降の食事
【と】トランス脂肪酸(マーガリンなど)
【あ】アルコール
【さ】砂糖
【に】乳製品
【じ】市販のジュース
【こ】小麦粉
【か】加工肉(ハムやソーセージなど)

これらの食材・食べ方は、どれも現代生活に密接に結びついていますが、実は脂肪がつきやすい状態を招いたり、体内で様々な炎症反応を起こすなど、病気や肥満のリスクを高めやすいと考えられます。


逆に、これらの食習慣がクセになっている場合、やめるだけで体調に変化が感じられることも多いもの。
減量中でも増量中でも関係なく、これらはできるだけ避けていただきたい食習慣です。

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■「健康のため」の誤解

上記の中で、ちょっと意外なのが「乳製品」や「小麦粉」「ジュース」など。
例えばヨーグルトやパン、100%ジュースなどは、健康のために…と摂っている人も多いのではないでしょうか。
しかし近年、牛乳の成分や小麦粉は腸内環境に悪影響を与えたり、炎症反応を招くという説が有力になってきています。また市販のジュースは100%であろうと糖質がとても多いのでオススメできません。

発酵食品なら、ヨーグルトより納豆やお漬物などを。炭水化物は玄米や豆類、カルシウムやタンパク質はお魚などはいかがでしょうか。
ジュースが好きだから飲みたい!という場合は、手作りのしぼりたてのものを選びましょう。糖質が多いのは否めませんが、ビタミンや食物繊維などが豊富です。

■全部やめなきゃいけないの?

とはいえ、生活のパターンや好みの問題もあり、すぐに「あにとあさにじこか」を全部やめられるという人は少ないのではないでしょうか?
私たちも「絶対にやめなければいけない!」と強迫観念やストレスに悩まされてしまうのは避けてほしいと考えています。

まずは、自分がやめられそうなもの、減らせそうなものをいくつか選んで試してみるのがおすすめです。
例えば、「夜遅い食事と甘いジュースならやめられそう…」とか「仕事の関係で夕飯は遅くなってしまうから、アルコールと揚げ物は減らそう」など、続けやすい形で挑戦してみていください。

■楽しい「ごほうび食」として

また楽しく食べること、食を通して人生を楽しんでいただくことは何より大切です。

仲間や家族との会食、お祝いの席などに出るご馳走には、「あにとあさにじこか」が含まれていることが多いですよね。
特別な時を選んで「ごほうび食」として楽しむのも1つの手。食べてしまった次の日にしっかり運動するのも対策になります。
まずは続けられることが大切なので、自分のライフスタイルにあった「あにとあさにじこか」の取り除き方を探してみてくださいね!

監修/L.O.Lフィットネスクラブ代表
鹿嶋 浩勝
NESTA-PFT(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会認定パーソナルトレーナー)
NESTA公認キッズコーディネーショントレーナー
FitArc公認ランニングアセスメントスペシャリスト
BFRトレーナー協会認定BFRトレーナー
JTTMA公認プロフェッショナルセラピスト
ポラールジャパン認定ハートレートトレーニングトレーナー

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